このページでは、錠前の種類や合鍵の作成について皆さんに知っておいていいだきたい、重要な情報を提供しています。
日本語は(でも)、日常会話では錠前と鍵の区別が明確にされていません。
錠とは扉などに取り付けて扉を開かないようにするもので、鍵とはそれを操作する取り外し可能なものです。
錠前と言われるとすぐ思いつく「南京錠(PAD LOCK)」から、電気錠などがあります。このページでは、説明や問い合わせに必要な「扉や錠」の種類を説明してあります。
ピンシリンダー
最も多く使われていて歴史の長いピンシリンダー(右図)や昔懐かしいレバータンブラー錠など様々な仕組みがあります。
大まかに分類すると
ピンタンブラー・ウェハータンブラー・ディスクタンブラーなどは、現在も改良が続けられ防犯性はとても高くなっています。
キーがない状態
キーが合うと
二つ以上に分割されたピンの合わせ目が、挿入されたキーの刻みによってシリンダーと内筒の境界に一致することで回転させることができる。詳しくはこちらにアニメーションがあります。
鍵や合鍵についてのより詳しい説明は合鍵についてにあります。
合鍵は必ず元のキー(オリジナル)から作成しましょう。
合鍵はあくまでコピー(複製)ですか、元のキーとまったく同じではありません。ブランクキー自体のオリジナルとの形状の差、複製時の誤差などで必ずオリジナルとはずれています。
その合鍵から、もう一度複製をするとそのずれが許容範囲を超えてついには合わなくなってしまいます。そのため、合鍵からの再度の複製は補償の対象外です。合鍵は必ずオリジナルから作成するようにしましょう。
キーなしでキーナンバーだけを言われても合鍵は作りません。それはキーを持ち出せない人の依頼では鍵を作らないからです。
逆に、鍵を持参されれば、鍵を持ち出せる人とみなして合鍵は作製します。いかなる理由があっても鍵は安易に貸さないようにしましょう。これは合鍵を渡すことについても言えます。
鍵の取り扱いで・・
引越し後の正月、帰省先から帰ってくるとお風呂が濡れている。月末の電話料金の請求書を見てびっくり。
その前の夏、引越しを手伝ってくれた友人に、引越し先の鍵を貸したがために、その友人は「なくさないように合鍵を作っていた」らしく、正月の帰省を知った時、つい出来心で・・。結果的に鍵穴を交換する羽目に。それ以後、その友人が信じられなくなった。
付き合っていた二人が喧嘩別れをして、彼女は田舎に帰ってしまった。その後、その部屋に別の女の子が入居して来た。
ある夜、その彼氏(もちろん今の女の子とは無関係)が夜中に酔った勢いで彼女(の住んでいるはず)のアパートに鍵を開けて入ってきた。当然警察沙汰に・・
合鍵を作るための鍵山が刻んでないもの